助成金交付団体のみなさんの活動や中間報告会を開催し、活動状況を年度毎に報告書としてとりまとめています。
助成事業中間報告会(令和7年度)
令和7年度の「きらめき活動助成事業」「若者チャレンジ応援事業」の助成金交付団体の皆さまを対象に、県内4地域+オンラインで中間報告会を開催しました。概ね順調に予定通りの事業を実施されている様子を確認できました。
|  | 日   時 | 場   所 | 内容(アドバイザー) | 参加人数 | 
| オンライン (zoom)
 | 8月2日(土) 10:00~12:00
 |  | ◉助成事業進捗状況報告◉座談会「あなたの『困った』が、
 誰かの『ヒント』に
 ~活動について何でも語ろう」
 ◉アドバイザー
 (8/2・23・24・30)伊藤 彰氏
 (やまぐち県民活動支援センター長)
 (8/9) 柳原 文子氏
 (いわくに市民活動センター事務局長)
 | 13人 | 
| 岩国会場 | 8月9日(土) 10:00~12:00
 | 岩国市民文化会館 (岩国市山手町1丁目15-3)
 | 9人 | 
| 周南会場 | 8月23日(土) 10:00~12:00
 | 徳山駅前賑わい交流施設 (周南市御幸通2丁目28-2)
 | 13人 | 
| 下関会場 | 8月24日(日) 10:00~12:00
 | しものせき市民活動センター (下関市竹崎町4丁目4-2)
 | 19人 | 
| 山陽小野田 会場
 | 8月30日(土) 10:00~12:00
 | Aスクエア (山陽小野田市中央2丁目3-1)
 | 14人 | 
座談会では参加者の皆さまから多くの意見や質問をいただきました。その一部をまとめて紹介します。
| 若い世代に活動へ参加してほしい、どのようにしたらよい? | 
中学校との連携については行政(教育委員会・社会教育課)へ働きかけたら良い/まずは市に相談大学へは地域との窓口になっている各大学の地域連携センターが一般的。(もしくは学生との窓口になっている地域活動ルームなど)センターでは情報をまとめて学生に流してはくれるもののとにかく数が多く、そこまで学生が目を留めてくれないのが現状。知り合いの伝手をたどって大学の教員と懇意にすることが一番早い大学への働きかけには個別の先生への声掛けが早い~ゼミ生が動くボランティアとのマッチングであれば、社会福祉協議会へ相談されるのもよい~学校とのつながりがある若い人でもやりたい活動、やりたいことには積極的な人が多い。ただ、それぞれの事情もあるので無理のないようにやりたい時に参加できる状況を作ってもらえたら良いのでは | 
| 高齢化や会員の減少の中、活動をどう維持していくか? | 
会員の高齢化は止められない~他の人がそれをカバーするしかない誰もが会長や役員の職務を理解して交代できるような工夫が必要県民活動支援センターで実際に作成している「半人前リスト」(※)を参考にタスク分散を検討しては~各人の業務負担を減らす(役割分担)という意味で、次世代継承へのヒントにもつながる ※センターの業務タスクの1つ1つがリスト化されて記載されており、それをこなしていけば通常の活動が回るくらい(半人前)にはなれる。業務分担や他の人がどんなことをやっているのかを知る機会にもつながる | 
| 広報について~どこに行けばよい? | 
中間支援(支援センターのような)組織、行政やマスコミに情報を流す、店舗にチラシやポスターを置かせてもらう市内の小学校を通じて全児童へ告知(教育委員会等に依頼すればデータで全児童へ配布してもらえる)※対応していない市町もあり会のSNSでの情報発信図書館等の公共施設へチラシ配布新聞やラジオ等のマスコミにも配布。(地元ラジオ番組にも出演) ※思いつくことは全てやる | 
| 行政との関りや連携の進め方はどうすれば? | 
市役所の職員を活動に巻き込んでみてはどうか。自分の仕事ともリンクする部分もあるので真剣に取り組まれるのでは行政側が計画に沿って実施している事業と自分達の事業がどのようにリンクしているのか、どのように連携したいと思っているのかを明確に示すこと、また、お話を持っていく時期(予算編成前)も考えることが大切 | 
| 参加者や協力者を増やすには? | 
「誰かへのアピールは恋愛と同じ」であり、活動の状況を広報したり、助成金の申請やファンドレイジングを行う時には、広く一般に届けると言うより、「あなたに届ける」(あなた性)というスタンスで行う方がよい地元の「観光協会」は伝手や情報等がある | 
| 「寄付のプラットフォームづくり」について | 
団体のHPの中で、団体名義の一般寄付の受け入れ窓口を設置(シンカブル使用)まだ実績はないが、今後PRして資金確保のために継続していきたい。自己資金を得るための有用な手段と考えている | 
報告会では、事業終了後に必ず提出しなければならない「報告書」の中で、「成果をどう表すか」について、伊藤彰センター長からアドバイスをいただきました。資料は|こちら|からダウンロードできます。(PDF)ぜひ参考になさってください。