助成金交付団体訪問録

山口障害者陸上競技クラブStepの定期練習会を訪問しました

平成25年12月21日、山口市の維新百年記念公園レクチャールームにおいて、「山口障害者陸上競技クラブStep」主催で行われた定期練習会を訪問しました。

山口障害者陸上競技クラブStepは、陸上競技を通して、年齢、性別、障害の有無を越えて多くの方が交流し、障害への理解を図ることを目的に活動されています。
step今回の練習会には、クラブ所属の会員のほか、ボランティア、コーチや理学療法士、高校生等約40名が参加。
悪天候の中、午前は屋外トラックでの専門練習、午後は屋内でインストラクターの指導の下、エアロビやヨガといったインナーマッスルや柔軟性を鍛えるトレーニングを楽しく、リラックスして取り組まれていました。
今年度2回目の合宿から、防府西高校の陸上部の生徒が参加されており、多感な時期に障害者とふれあい、交流することで、少しでも障害に対する理解を深めてもらいたいとのことです。

将来の自主運営に向けて、財源確保や認知度の向上など、まだまだ課題は多く、今後も、大学等の教育機関の協力やボランティア協力者を求めていかれるそうです。
参加者の中には、2016年のパラリンピック出場を狙える選手もおられるようです。
継続して活動され、山口県から世界で活躍する選手が生まれることを期待しています。

山口県地域消費者団体連絡協議会の消費者力向上セミナーに参加しました!

平成26年2月20日、山口市の山口県総合保健会館多目的ホールにおいて、「山口県地域消費者団体連絡協議会」主催で行われた「平成25年度消費者力向上セミナー」へ訪問しました。

tisyourenn山口県地域消費者団体連絡協議会は、12市4町の26消費者団体で構成されており、互いに連携しながら消費者被害、地球温暖化等の防止活動や、食の安心安全などの学習会等を開催され、地域に根差して消費生活の安定と向上を図っておられます。 毎年1回、「消費者力向上セミナー」を開催され、年間の活動報告や各市での取組発表の他、テーマを決めて専門講師の話を聴講したり、パネルディスカッションを行われています。
今回は「花を語る~地産地消の視点から~」をテーマに設立30周年となる記念のセミナーが開催されました。

この日の参加者は約300名。午前中は活動発表とパネルディスカッション、昼食交流の後、㈱ヒューマンコミュニケーションズ代表取締役社長の阿比留みど里氏によるテーマに沿った講演が行われました。

今回のセミナーでは「花」をテーマに、生産者、消費者、市場関係者等様々な方がそれぞれの立場で意見を述べられました。
現在、我が国で流通している切り花のうち1/4が輸入ものにも関わらず、花育成の際に使われた残留農薬等のチェックはされていない状況にあるとのことで、健康被害が報告された例はありませんが、今後どのような被害が出てくるかわからないそうです。
「花の生産地・国表示の義務付を働きかけよう」、「地産地消につなげるためにも山口県の花生産率をアップしよう」等の意見が出ており、一消費者として様々な角度から「花」をとりまく環境等を大いに学ぶことができました。

このように、当会では消費者の立場から様々な問題を取り上げ、学習し、改善をめざして実行しておられます。
今後も継続して活動を行われ、身近にある様々な消費者問題について啓発していただきたいと思います。

 

「藍と愛の会」の藍染め体験・交流会に訪問しました!

平成26年1月21日、防府総合支援学校などにおいて、「藍と愛の会」主催で行われた藍染め体験・交流を訪問しました。

IMG_0992「藍と愛の会」は、平成25年4月に、日展参与、日本現代工芸美術家協会評議員の飴村秀子氏を会長に設立された団体で、「灰汁醗酵建正藍染め」を日本の伝統工芸として次世代に正しく伝承し、その過程の中で地域の活性化や青少年の健全育成に貢献することを目的に活動されています。
今回は、防府総合支援学校高等部3年生を対象に、午前は、飴村会長による藍の歴史、作家活動、藍づくり、藍の効用等の講話、午後は「藍のあとりえ」に移動して藍染めが行われました。


「括ったハンカチを灰汁に浸けて絞り、甕に3分間入れて空気に3分間晒す」という作業を3回繰り返し、水洗、酸化により染め上げます。
一つとして同じものがなく、どれも上手に染め上っており感動的でした。
2月には、会員の指導でこのハンカチからコサージュが作られ、卒業式に生徒の胸を飾るそうです。
生徒たちにとって、在学中の素晴らしい思い出になるでしょう。

IMG_1000藍は生き物であり毎日手間がかかりますが、会員のみなさんの藍への愛情をひしひしと感じることができました。
「藍」のすばらしさと、地域や青少年への「愛」にあふれた活動が、今後も息長く継続されると思います。

 

すこやか秋穂っ子プロジェクトのお話会・講演会に訪問しました!

平成26年2月11日(火・祝)、山口市の秋穂地域交流センターにおいて、すこやか秋穂っ子プロジェクト主催の、お話会・講演会が行われました。

P2110347「すこやか秋穂っ子プロジェクト」は、秋穂地域の幼児、児童、生徒たちの健やかな成長を手助けすることを目的に、保育園や学校、地域と協働し「子どもの生活リズムの向上」を中心とする家庭教育活動を行われています。
平成24年度から、「添い寝大作戦」と題して、子どもたちの早寝早起きにつながるような就寝前の絵本の読み聞かせ、シールによる啓発、子どもたちの成長に即した生活リズムを作るための研修会等をされています。
今回、福島県出身で50年にわたり子育て支援の現場に携わっておられる、藤田浩子氏をお招きし、「わらべ歌や昔話を中心としたお話会」と「生活リズム向上のための講演会」が開催されました。

講演会では、まず、子どもと一緒に楽しめる、お手玉やあやとりを使ったゲームを紹介された後、幼児期~学童期の子どもたちにとってきちんとした生活習慣を身に着けることがいかに大事なのかをお話しされました。
最近は夜中コンビニで子どもの姿を見かけることも多く、子どもたちの就寝時間や朝ごはんの準備に気を配らなくなった家庭が増えつつあるそうです。人間の成長過程で最も重要な時期である子どもについて、私たち大人はもっと真剣に取り組むべきだと考えさせられました。
講演の後、東北弁による昔話を披露されました。ゆったりと温かい言葉が心に沁みこんできました。

会では今後も「生活リズム向上」の活動を継続して行われていくとのこと。もっと広域に拡げられ、多くの人に啓発、周知徹底されることを期待しています。

山口バイオマス利用研究会の講演会、活動発表会に訪問しました!

平成26年2月8日(土)、周南市の夜市公民館において、山口バイオマス利用研究会主催で開催された、バイオマスの利用による地域産業活性化についての講演会、活動発表会を訪問しました。

「山口バイオマス利用研究会」は、バイオマスエネルギー(植物が水と二酸化炭素から光合成によって作り出す資源エネルギー)を地域産業の育成や地域の活性化に役立てたいと、県東部をフィールドに研究や啓発活動を行われています。
今回、NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク理事長の泊(とまり)みゆき氏の講演会と、会員の取組発表、意見交換等が行われました。

P2080340講演会では、「バイオマスエネルギー」を地域活性化にどのように活かしていくかがテーマでしたが、泊氏のお話によると、バイオマス産業は雇用や地域経済の発展へ直結させることは難しく、付加価値・ツールとしてとらえるべきとのこと。岡山県真庭市のカーボンオフセットを用いたいちごの栽培・販売や、長崎県対馬市のエコソルト等を例に、「プラスアルファの価値」として活用してはどうかとのことでした。
その後、会員3名が、里山や棚田の整備、無農薬米作、地域活性化のツールとしてのヤーコン栽培等日頃の活動成果を発表されました。

バイオマスがエネルギーとして安価に利用できる仕組みが定着していけば、まさに一石二鳥ですが、現状はまだまだ難しいようです。
当会の研究や活動も、まさにこれからといった感じですが、行政や企業と協働しながら今後も継続して行っていただきたいです。

 

国際交流ひらかわの風の会の留学生家族支援活動に訪問しました!

平成25年12月21日(土)、山口市平川地域交流センターにおいて、国際交流ひらかわの風の会主催で開催された、「留学生家族支援活動」を訪問しました。

「国際交流ひらかわの風の会」は、留学生とその家族が多く居住する山口市平川地域周辺を活動拠点とし、地域住民と在留学生・家族のパイプ役として交流イベント等を企画されています。
平成24年春、留学生の子どもと地域の子どもが英語と音楽の楽しい時間を過ごせるよう「子ども部会kids clubかぜ」を立ち上げられ、教室立ち上げから20回目にあたる今回、今までの成果を発表するための「クリスマス発表会」を開催されました。

hirakawaこの日は、留学生家族や、平川地域の住民ら100人が参加、特別ゲストのエスカラ駐日ペルー大使のスピーチ、子どもたちによる歌やピアノ演奏、英語の寸劇等が行われました。
これまで学んできたことを一生懸命に発表する子どもたちの姿は微笑ましく、会場からは惜しみない拍手が送られていました。
飛び入りで着物姿の参加者による「日本文化としての着物」の紹介もあり、盛り上がりました。
当日は大雨で、交流会後のお餅つきも屋外から軒下に変更されるなど、準備や設営等大変な様子でしたが、スタッフの方々が裏方として一生懸命運営を支えておられ、スムーズに進行されていました。

子どものころから世界につながることは素晴らしい体験になります。日本の子どもたちにとっては英語だけでない広い世界に目を向けるよい機会となり、留学生の子どもたちにとっては、山口を強く印象づけられるよい体験になったと思います。
今後も、平川地域住民や他の国際交流団体と連携協働されながら、地域を越えてこの活動が拡がることを期待しています。

山口ランニングネットワークのマラソン応援プロジェクトに訪問しました!

平成26年1月19日(日)、山口県スポーツ文化センターにおいて、山口ランニングネットワーク主催で開催された、「マラソン応援プロジェクト」の一環、「坂本雄次氏のトークショー」を訪問しました。

「山口ランニングネットワーク」は、平成19年に設立。
ランニングを通して元気な県民が増えることを目指して「無理せず、楽しく、正しく走る」をコンセプトに活動されています。
「マラソン完走応援プロジェクト」として、年間を通し著名な講師を招いての講演会やジョギングセミナー等を行われていますが、今回、最終イベントとして、間寛平さんのアースマラソンや24時間マラソンのサポートをされている、ランニングプロデューサーの坂本雄次氏を招いたトークショーを開催されるとのことで訪問しました。

raningこの日の参加者は約60人。
トークショーでは、ランニングに無縁の人にも理解できるように、坂本氏のこれまでの活動、間寛平氏のウルトラマラソン、アースマラソン、スパルタスロンの話、ランニングの環境整備などをお話されました。
マラソンを始めたきっかけや、「24時間テレビ愛は地球を救う」の24時間マラソンの裏話には参加者も興味津々。お話の後には質疑応答の時間も設けられ、参加者からは、萩往還の走り方、走行中の食事についてなど活発に質問が出ていました。

会では、助成事業終了後も、今回のような著名人を招いてのセミナーを開催され、マラソンに興味を持つ人を増やしていくとともに、山口市、宇部市で定期的なランニング走行会を開き、来年度の海峡マラソンで参加者みんなが楽しく完走できるよう頑張っていかれる様子です。さらなる活動の拡大を期待しています。

山口民家再生研究会主催の「土と木の家・職人の手わざ再発見」講座に訪問しました!

平成25年12月14日(土)、山口ふるさと伝承総合センターにおいて、山口民家再生研究会主催で開催された、「土と木の家・職人の手わざ再発見」講座に訪問しました。

「山口民家再生研究会」は、これからの暮らしを考えた地域型住宅の提案と普及、地域の景観形成、雇用確保や木材産業の振興を図ることを目的に、地域の気候や風土に根差して築かれた民家とそれをささえる仕組みを学びながら、「住生活環境」に関する調査研究や普及啓発活動を行われています。
今回の講座は、長い年月をかけて培われた職人の手わざの魅力を多くの人に伝え、再認識してもらうことを目的に企画されました。

kominkaこの日は約30名が参加し、建具職人2名を講師に、障子の貼り替えと手入れのコツを学びました。「紙を剥ぐ→糊を塗る→紙を貼り、余分を切る」という工程で、講師が手本を見せた後、参加者が2~3人のグループを作り作業するという流れで進められました。
講師の巧みな手さばきに、参加者からは拍手と感嘆の声が上がり、子どもたちは興味津々といった様子で見入っていました。みなさん真剣に、そして慎重に作業に集中されていました。
作業終了後には餅つきが行われ、和やかな雰囲気の交流となりました。

会では、「職人の手わざ」が失われることがないよう、これからも職人と地元住民をつなぐ場を積極的に創っていかれるそうです。
職人の熟練した手わざと、それを活かした日本家屋の素晴らしさを、一人でも多くの人に知っていただけるよう、今後の活動に期待しています。

情報発信講座「さわってみよう!はじめてのiPad体験」に参加しました!

平成25年12月14日(土)、防府市の防府市地域協働支援センターにおいて、NPO法人市民プロデュース主催で開催された、観光ボランティアガイド団体向けの情報発信講座「さわってみよう!はじめてのiPad体験」に訪問しました。

「NPO法人市民プロデュース」は、国体の県民ボランティアセンター運営や、特産品開発に関するマーケット調査等、様々な分野で「地域の発展と住民の元気」をコーディネートするための事業を展開されています。
現在、「山口観光案内人検定」など、県内の観光ボランティアガイド団体同士の連携や協働をめざした事業を進められています。

この日は防府市を中心にガイド団体の構成員ら約15人が参加。事前のアンケートによる、「ガイド団体同士の交流が進み、新たな情報発信の手段として使えるものを学びたい」という意見を取り入れ、初心者にも楽しく体験できるiPadの講座と交流会が開催されました。
min2初めて体験するという方がほとんどでしたが、難しい操作はほとんどなく、スマホと比べて大きくて美しい画面、通信の速さに驚きながら、基本的な操作方法と写真・動画の撮り方、撮った画像をfacebook等へUPする方法等を学ばれました。
実際のガイドの現場でも、過去の写真や動画を素早く観光客に提示できたり、地図でお店や現在地を確認できたりと様々な使い方が考えられ、サービス向上につながると、みなさん意欲をもって講座に取り組まれていました。
講座の後には、各人から日頃の活動の悩みやiPadへの質問、次回の講座開催を望む声があり、和やかな交流が進みました。

今回の講座を契機に、団体同士のつながりができ、今後の連携や協働につながること、そして情報の共有が積極的に進んでいくことを期待したいと思います。

 

下関子ども・子育ちネット主催の「手作りおもちゃ研究会」に訪問しました!

平成25年12月7日(土)、下関市の梅光多世代交流支援センターにおいて、NPO法人下関子ども・子育ちネット主催で行われた「手作りおもちゃ研究会」に訪問しました。

「NPO法人下関子ども・子育ちネット」は、下関市及びその周辺をフィールドに、地域全体で子育てを支援できる仕組みづくりや環境整備を行うことを目的に活動している団体です。
今年3月に発足したばかりですが、前身である「つどいの広場 梅光ほっとみーる」の経験を活かし、地域、子育て中の家庭、大学等の研究機関、子育て支援者(保育士等)等と連携を取りながら、様々な講座や研修会等を積極的に行われています。
kosodati今回訪問した「手作りおもちゃ研究会」は、小さな子どもたちが、既製品でなく、それぞれの興味関心にあったおもちゃを身近な材料を使って手作りしようというもの。
それぞれの参加者が描いたイメージを図面に起こして、みんなで相談しながら、小さい子どもがさわっても怪我をしないよう、試行錯誤しながらアイデアを形にされていました。みなさん真剣に黙々と作業をされている姿が印象的でした。

今回の参加者は全員女性で、「男女の視点の違いがあればもっと多様なおもちゃができる」という意見もあって、子育てに関心のある男性の参加が、今後の活動の広がりを大きく左右するように思われます。
支援者研修や子育て講座は今後も継続されるそうで、時間や手法を工夫され、多くの人が参加して、子育て支援の輪がさらに広がることを期待しています。