助成金交付団体訪問録

山口国際交流芸術祭実行委員会主催の「ヨーロッパ特集コンサート」に訪問しました!

 7月12日、山口県立大学桜圃会館において行われた「西洋音楽発祥の地山口~ヨーロッパ特集コンサート」へ訪問しました。

 主催の山口国際交流芸術祭実行委員会は、世界の音楽・映画等に親しむ機会を提供し、県民の芸術や文化、国際理解を深めることを目的に、平成14年に県内の国際交流団体を中心に発足。外国映画の上映と関連イベントを行う「山口国際交流映画祭」としてスタートし、第3回(平成17年)からは、映画上演の他にコンサートやダンスの公演、講演会などを加えた「芸術祭」を開催され、今年で12回目となります。
 今回、芸術祭の一環として開催されたコンサートを訪問しました。

2968 3部構成で、第1部は県立大学吹奏楽団BLAZE、第2部はピアノとオーケストラ、第3部は清水宏之さん指揮で、市民や学生により結成された合唱団とオーケストラの演奏が行われました。
 県立大生のはつらつとした演奏や市民オーケストラとピアノの美しいハーモニー、合唱とオーケストラの重厚感と繊細さを持ち合わせた熱演は観客を魅了し、フィナーレは盛大な拍手と歓声に包まれました。
 出演者、スタッフが力を合わせて頑張ったことが伝わる完成度の高いステージでした。
 これからも質の高い文化芸術を県民に届けていただきたいと思います。

 

2969 この事業は、今年度新たに設けた『財団応援チャリティー助成事業』によるもので、入場料の一部を当財団の「きらめきファンド」へご寄付いただくこととなっております。
 なお、会場のロビーにおいて財団PRコーナーのを設置し、財団のPRを行いました。

NPO法人萩コミュニティシネマ主催のチャリティーコンサートに訪問しました

 7月13日、萩ツインシネマ(萩市東田町)において行われた「須佐田万川災害復興支援チャリティーコンサート」へ訪問しました。

9237 主催のNPO法人萩コミュニティシネマは、地域で唯一の映画館「萩ツインシネマ」を地域文化の発信拠点とするため、映画ファンの育成事業やまちづくりイベントなどを行っています。
 今回は、萩コミュニティシネマ設立10周年記念として、「須佐田万川災害復興支援チャリティーコンサート」が開催されました。

 記念セレモニーの後、ソプラノ歌手岩田恵美さんによるコンサートと、サイレント映画「ロイドの要心無用」が上映されました。
 岩田さんの透明感のある歌声、サイレント映画特有の速い展開と一体となったピアニスト天池穂高さんの生伴奏は、ともに素晴らしく、魅了された2時間でした。
 ただ、当日は、市内で文化イベントが重なったようで、これを鑑賞できた方が少なかったことがとても残念でした。

 今後、充実した映画上映によって、さらに映画ファン(会員)を増やされ、「北浦地区に映画館の灯」をともし続けられることを期待しています。

NICUママネットのびっこの「ぴあサポーター研修」に訪問しました

 6月28日、周南市文化市民館において行われた「平成26年度ぴあサポーター研修」へ訪問しました。

 主催者の「NICUママネットのびっこ」は、平成20年に山口市で発足。NICU(新生児特定集中治療室)体験者を対象とした交流会や情報提供などを実施され、子育ての不安や悩みを解消するための支援をされています。
 平成23年度からは、会員の中から支援者を発掘するため、サポーター養成講座を始められ、宇部市にも活動範囲を拡げてこられました。
 今年度は、新たに周南地域での活動をスタートされるとのことで、本格的な活動に先駆けて行われた「ぴあサポーター研修(運営スタッフの育成研修)」を訪問しました。

0479 研修会では、当財団の講師・アドバイザーの杉山美羽さん(NPO法人あっと理事)を講師に迎えてワークショップが行われ、会の活動に興味を持たれている周南市在住の女性が数名参加されていました。
 ワークショップでは、参加のきっかけやこれまでに大変だったことなどを挙げてNICU体験者の困難の原因や背景を分析し、どういったサポートが必要か活発に意見が出され、杉山さんがサポーターの必要性やサポートする上での注意点等をアドバイスされました。
 参加者は真剣に研修を受けられており、今後の活動に対する意欲や熱意を感じることができました。

 NICU体験者(特に母親)は、時に家族にもその辛さが理解されず孤立化したり、自分を責めるといった状況になりやすく、理解者として同じ体験をしたサポーターの存在は大きいものと思います。
 残念ながら今回の参加者は数名と少なかったのですが、参加者が学んだことを活かしてサポーターとして活動され、支援の輪を広く県域に拡げていただくことを期待しています。

第24回インターナショナルオルガンフェスティバル2014山口公演に訪問しました!

 6月6日、周南市の徳山カトリック教会において行われた「第24回インターナショナルオルガンフェスティバル2014山口公演」へ訪問しました。

orugan 主催者の「インターナショナルオルガンフェスティバルインジャパン組織委員会山口事務局」は、地域住民へ西洋音楽の原点であるパイプオルガン音楽に親しむ機会を提供し、地域文化向上に貢献するとともに、音楽を通した青少年の健全育成や、外国人演奏者の招へいなど国際交流にも寄与されています。コンサートは24回を迎え、山口県での開催は昨年に続き2回目です。
 このたび、ハンガリーからリスト音楽大学のパールウール・ヤーノッシュ教授を招き、地元の合唱団も参加して「日本の歌曲と西洋の楽器とのコラボレーション」をテーマにコンサートが開催されました。

 2部構成で、1部は周南市の女性合唱団I(あい)による合唱(「荒城の月」「浜辺の歌」)の後、同じ楽曲をヤーノッシュ教授が編曲してパイプオルガンで演奏されました。物悲しい旋律やゆったりとしたやわらかなメロディのお馴染みの曲が、重厚感のあるオルガンの旋律を通すと荘厳な「祈り」のようになり、また違った新鮮な雰囲気を楽しむことができました。
 2部は、ハンガリーのオルガン曲のソロ演奏や筝と尺八との共演もあり、会場いっぱいの観客は、日頃親しむことのないパイプオルガンの演奏に、興味深く聞き入っていました。

 この演奏会には市内の中高校生らを無料で招待されており、曲目や内容についても、初めてオルガン音楽に触れるという人にも分かりやすいように工夫されていました。
 団体では、今後も参加者の意見を参考に魅力ある企画を作っていきたいとのこと。地域の文化向上に資する音楽活動をこれからも期待しています。

徳地人形浄瑠璃保存会の公演を訪問しました!

 6月7日、山口市徳地の山村開発センターにおいて行われた「古典芸能を楽しむ会」の「徳地人形浄瑠璃公演」へ訪問しました。

 公演をされた「徳地人形浄瑠璃保存会」は、明治初期から徳地地域に伝わる県指定無形民俗文化財「徳地人形浄瑠璃」の伝承と検証、啓発を目的に活動されています。一時期継承者がなく途絶えかけていましたが、危機感を持った地元の有志が集まり、平成24年度に再結成し、技術の伝承と上演活動をスタートされました。
 昨年度、当財団の助成により人形を修理され、このたび、そのお披露目も兼ねて、地域団体「堀四区まちづくりの会」主催の「古典芸能を楽しむ会」で三番叟と絵本太功記尼ケ崎の段の2つの演目が公演されました。

tokudi 三番叟には、新しい演目で緊張されているようでしたが、会員のみなさんが一生懸命に演じられる姿に会場からは惜しみない拍手が送られていました。団体の成果と今後の活躍に多くの期待を寄せられている様子でした。

 今年度は助成事業により、絵本太功記の人形を補修して、きれいになった人形を携え技術も磨き、市内外で積極的に公演活動を行われていくそうです。徳地ならではの人形浄瑠璃を今後も大切に継承されることを期待しています。

 

「Humming Bird」主催の社会問題に目を向けるための講演会に訪問しました!

 6月8日、山口市の山口県労福協会館において行われた「TPPでどうかわる 内田聖子さん講演会」を訪問しました。

 主催者の「Hummng Bird」は、昨年4月に発足。政治、経済、環境等の社会問題について、地域住民を対象とした学習会や意見交換の場を提供し、誰もが政治や経済を身近に感じ、気軽に話せる社会づくりを目指して活動されています。
 このたび、NPO法人アジア太平洋資料センター事務局長の内田聖子さんを講師に迎えて、TPPの講演会を開催されました。

humming 若者、小さな子ども連れの家族、高齢者など幅広い年代の方々約60名の参加がありました。
 内田さんは、「TPPとは何か」「何が問題か」等の基本的なことから、「TPPによる影響」「各国の市民運動の広がり」といったTPPを取り巻く世界の状況まで、実際に交渉の場に参加した経験を交えて、わかりやすく説明されました。
 参加者はメモをとりながら熱心に聴講し次々と質問され、予定時間をオーバーし、TPPに関する市民の関心の高さを感じました。これまでのテレビ・新聞等の報道だけでは理解できなかったことも理解できたのではないかと思います。
 講演会終了後には、さらに参加者同士の意見交換のため、交流会が開かれていました。今後も活動を継続され、単なる学習機会の提供に終わらず、その成果を地域に還元できるような活動へ展開され、活動の幅を広げていかれることを期待しています。

明日を紡ぐ大地の会の「女流芸術家発表交流会」に訪問しました!

 5月25日、山口市の山口県立図書館レクチャールームにおいて行われた「女流芸術家発表交流会」へ訪問しました。

 主催者の「明日を紡ぐ大地の会」は、県内の優れた詩人・作家・芸術家等の古今の作品に光を当て、斬新に舞台化し、郷土の誇りを高める芸術活動をされています。
 また、山口市内の芸術家同士のネットワークづくりや、市民の文化活動の後押し、発表の場の設定などのプロデュース活動もされています。
 このたび、設立5周年を記念して、市内の主に女性が中心の芸術団体、4団体による発表交流会が開催されました。

daichinokai 舞台には参加団体の一つ「SAORI山口」による色鮮やかな「さをり織」が飾られ、華やかに演出されていました。
 詩吟、舞踊、音楽と多岐にわたる出演団体は、日頃の活動成果を見事に披露されました。

 主催者の団体は、山口県出身で、日本最初の女流川柳作家、井上信子の生涯とその作品を朗読、歌、映像で舞台化されました。明治~大正~昭和を生き抜き、戦争の中でも「反戦」や「平和」を川柳で発表し続けた彼女の人生を見事に描かれており、とても感動しました。
 レクチャールームの会場いっぱいの方が観覧されており、発表後には、参加団体と観覧者による交流会が行われ、ゆるやかなネットワークづくりが進められていました。

 秋には規模を拡大した「文化祭」を開催予定とのこと。
 今後も地域の団体とつながりながら、地元の文化人を多くの人に紹介し、文化による郷土への愛着を深めていく活動を続けられるとのことで期待しています。

ゆう音楽祭実行委員会主催の「ゆう音楽祭第10回記念大会」に訪問しました!

平成26年3月2日、岩国市のシンフォニア岩国コンサートホールにおいて、ゆう音楽祭実行委員会主催で行われた「ゆう音楽祭第10回記念大会」へ訪問しました。

当団体は、由宇地域を核に由宇文化会館において、毎年ゆう音楽祭を開催されていますが、第10回となる今回は、広いホールで記念コンサートを開催されました。

yuu音楽祭は三部構成となっており、第一部は由宇近郊の若き音楽家による演奏や合唱、第二部はPause及び吹奏楽団による演奏、第三部はオーケストラ、合唱団による演奏、平生町出身のテノール歌手中井亮一氏の特別出演もありました。
この日の入場者は約700人。ホールの一階席はほぼ埋まっており、みなさん聞き入っておられました。
吹奏楽団やオーケストラは一般公募により結成されており、こうした音楽祭を継続して開催するためには、平素の練習を含め、みんなが力を合わせ、たいへんな努力をされていることがうかがえました。
由宇という一地域を核とした取組から岩国市内へ、また県下へ拡がることを期待しています。

地域美学研究所の棚田展望カフェ設置準備作業に訪問しました!

平成26年2月15日、長門市油谷後畑の棚田展望所付近において、「地域美学研究所」主催で行われた棚田展望カフェ設置準備作業へ訪問しました。

「地域美学研究所」は、社会貢献や自分自身の能力を高めることを希望する若者と、過疎高齢化が問題となっている中山間地域の住民を結びつけることで、地域の活性化や若者のキャリアアップにつなげていくことを目的に、これまで下関市菊川町や長門市俵山等で活動を展開されてきました。
今年度から、長門市油谷の後畑営農組合らと協働し、油谷地区の棚田保全と地域活性のため、「棚田の風景を未来に残そう!」をテーマに展望所付近の空民家を「棚田展望カフェ」としてよみがえらせ、地域住民と観光客が交流できる交流拠点づくりをめざしています。

bigaku訪問した日は、会員の他、下関市立大学生やOB、地域住民ら約20名が、空き民家の片づけや納屋の掃除、休憩用の竹ベンチづくりを行われていました。粉雪交じりの冷たい風の吹く中、3月下旬のオープンに間に合わせようと、みなさん一生懸命頑張っておられました。
カフェのメインとなる納屋は、壁がはがれていたり、農機具が雑然と積まれていたりしていますが、今後どのように改装されていくのかとても楽しみです。
カフェ完成後の維持や運営体制等、これからの課題も多く残っていますが、若者と地域住民らが協働しながら一つ一つクリアし、県内のモデルとして大きな成果を生み出していただけることを期待しています。

 

アケミーズキッチンの「野菜ソムリエの料理教室」を訪問しました!

平成26年2月25日、周南市の桜木公民館において、「アケミーズキッチン」主催で行われた「野菜ソムリエの料理教室」を訪問しました。

akemi-zu「アケミーズキッチン」は、食の大切さを学び、食を取り巻く環境や伝統を次世代に伝えることを目的に、周南市で食育の大切さをベースとした料理教室を開催されています。
今回は、旬の「きんかん」と「カリフラワー」がメイン。それぞれの栄養価や特徴、調理方法、新鮮な見分け方等について学習した後、4つのグループに分かれて、甘露煮、甘酢漬け、ポタージュ、鴨のソテーきんかんソースの4品を手際よく約1時間で出来上がりました。
参加者は野菜たっぷりの健康メニューに真剣に取り組まれ、普段とは違う調理方法や、思わぬ効用の発見に驚かれていた様子。工夫すれば乳幼児や高齢者も無理なくおいしく食べられることを改めて考えさせられました。

料理教室は今後も継続されていかれるようです。
これからも食を通じて笑顔や元気を多くの方に届けていかれることを期待します。