助成金交付団体訪問録

すこやか育ち隊の「Dr.カフェ」に訪問しました!

 6月20日、山口市の県総合保健会館で開催された小児救急医療を地域で守る!フォーラム「Dr.カフェ」を訪問しました。
 主催の「すこやか育ち隊」は、子どもの健康と地域医療の今後を市民・医療者・行政の立場を越えて議論し、小児医療の視点から「誰もが安心して暮らせるまち」を目指して活動されています。
 山口市内のすべての小児科が網羅された「小児科安心マップ」の作成や、交流座談会、研修会、ブログによる小児救急医療の情報公開等、幅広く活動されており、毎年1回、医師や保健師、助産師と市内の小さい子どもを持つ保護者が自由に交流し、情報交換が行える場「Dr.カフェ」を開催されています。

sukoyaka この日は約80名の参加があり、ワールドカフェ方式で行われました。医師又は助産師とテーブルファシリテーター(会員)が1人ずついるテーブルが10設置されており、参加者は興味を持ったテーマのテーブルで交流し、アドバイスを受けることができるというものです。
 各テーブルに設置された模造紙には、質問やそれに対する答え、感想等を自由に書きこむようになっていたため、参加しなかったテーブルの情報も、模造紙を見れば得られるようになっています。会場には昨年度の模造紙も貼りだされており、今回のものと併せてより多くの情報や悩みの解決策を得ることができました。
 また、県立大学の学生さん達も参加されており、医師とお母さんたちのやり取りに熱心に耳を傾けておられたのが印象的でした。
 最後に「これからも地域の小児医療のために、医師と保護者、地域が力を合わせて頑張ろう」と締めくくられ、「地域の小児救急医療を地域の手で守っていく」という機運が高まっていたようです。

 会を重ねるごとに、いろいろな団体を巻き込みながら、カフェそのものが洗練されているように感じました。医師等も大勢参加されており、みなさんが熱意を持って活動に取り組まれているということが伝わってきました。
 これからも小児救急医療の分野の先進的な活動団体として、より活動を進化されることを期待しています。

 

シンクロナイズネットの「平成27年度交流学習会」に訪問しました!

sinkuronaizunet 6月21日、山口市のパルトピアやまぐちで開催された「平成27年度シンクロナイズネット交流学習会」を訪問しました。
 主催の「シンクロナイズネット」は、男女共同参画社会の実現に向け、DV、ポジティブアクション、少子高齢化社会、ワークライフバランス、災害への取組等、社会的テーマに即したタイムリーな事業を展開されています。
 この度、年に1度の総会に併せ、女性の活躍推進に向けた国や県での取り組みや、多方面で活躍している「輝く女性」の活動事例を学ぶシンポジウムを開催されたので訪問しました。

 会員ら約40名が参加されており、まず、 国や県の取組については、山口県男女共同参画課の須山課長が、パワーポイントを用いて国や県の様々なデータや県の「輝く女性応援事業」等について紹介、説明されました。
 その後、ライフスタイル協同組合理事の千々松葉子氏、三見シーマザーズ代表の吉村栄子氏、酒蔵会社の株式会社山縣本店の山縣泰子氏による「トーク&トーク」が行われ、各人がこれまでの実績や体験~ 家庭と仕事の両立、人間関係、仕事や社会との関わりの中で工夫していること、将来の夢や目標など~を話されました。
 溌剌とした輝く女性たちの姿に大変刺激を受け、あらためて「環境次第で女性はもっと働ける、輝ける」、 そのための環境づくりを、私たち一人ひとりが目的意識を持って行っていく必要があることを考えさせられました。

 当団体の活動は地道な啓発事業が中心です。
 これからも多くの人が日常のいろいろな場面の中で「男女共同参画」の意識を持つことができるよう、啓発事業を継続されることを期待しています。

ふれあい三世代の「ふれあい笑顔満開フェスタ2015」に訪問しました!

 5月3日、美祢市の美祢市民館で開催された「ふれあい笑顔満開フェスタ2015」を訪問しました。
 主催の「ふれあい三世代」は、美祢市内の園児、児童、生徒、地域住民(特に高齢者)と行政等の支援機関が顔の見える信頼関係をつくり、お互いの元気を分かち合いながら「地域の笑顔の花」を咲かせることを目的に、毎年交流会を開催されています。
 この度、30周年という節目を迎え、子ども達と共に実行委員会を組織し、子ども主導で記念大会を開催されたので訪問しました。

fureai 3sedai 午前9時から、チャリティーバザーやお楽しみ広場が開催されました。あいにくの雨模様でしたが、連休中で親子連れの参加もあり、バルーンアートや読み聞かせでは子ども達が目を輝かせて楽しんでいたのが印象的でした。
 午後からの式典、お楽しみプログラムでは、実行委員の子ども達が司会や挨拶に大活躍。切り絵を披露したり、じゃんけんゲームやクイズ、手話など、子ども達が持てる力を存分に発揮。子ども達とそれをサポートする大人たちがうまくかみ合ったイベントになっていました。

 30年にわたり継続して実施されたことは本当に素晴らしいことだと思いました。この大会を節目に、今後さらに内容や手法を充実し、地域に愛されるイベントとして継続されることを期待したいです。

須佐地域の歴史文化を守る会の「文化財保護啓発イベント」に訪問しました!

 3月21日、萩市須佐地域で開催された「文化財保護啓発活動」の一環である「歴男歴女講座」を訪問しました。
 主催の「須佐地域の歴史文化を守る会」は、須佐地域の歴史や文化の保存と継承を目的とし、平成25年7月の豪雨災害で失われた文化遺産の修復や復興活動もされています。

susa この日は「ジオパーク研修~須佐湾の地質学習」と題して、岩石・火山研究者の永尾隆志氏(元山口大学理学部教授)を講師に、中高年の男女を中心に小学生を含む約25人が参加。
 9時から12時まで、講師の説明を受けながら、須佐湾の海苔石周辺、ホルンフェルス周辺、高山において、実地に地層や岩を熱心に観察しました。
 現地は海辺や山ですが、みなさん健脚で、かなりの距離を徒歩で上り下りし、海水で滑りやすい岩場や長い階段なども注意して歩かれていました。
 これまでの講座で基礎的な知識を身に着けた上での今回の実地講座であり、疑問や質問なども積極的に発言され、大変意義深い講座となっていました。

 当団体は名前のとおり、須佐地域の歴史文化を守るため、今年度は災害救出資料の復旧、文化財保護啓発、子どもを対象とした講座など、通年にわたり内容も幅広く、定期的に実施されており、須佐地域に対する熱い思いが伝わってきました。
 今後も地域を愛し、活性化や災害復興につながる、「歴史文化の再発見」を継続されることを期待しています。

いわくに研究会の「岩国かるたドライブ2015」に訪問しました!

 3月15日、山口県東部を中心に開催された「岩国かるたドライブ」に訪問しました。
 主催の「いわくに研究会」は、地域の観光資源の有効活用や、地元産品の効率的なPRするため、地域資源を線で結び、イベント化した「岩国かるたドライブ」を企画されています。
  参加者は自家用車に乗って、問題(地域の名所や史跡のクイズ)を解きながら指定された箇所を5~6時間かけて周り、その中で地域の人と交流したり、興味深い歴史を学んでいきます。正に走りながら地域の宝を発見できるイベントです。

 訪問iwakuniした日は、全部で10組、40人の参加がありました。
 朝8時に玖珂総合公園に集合し、ミーティングの後、出走順番をくじ引き。9時から1分間隔でスタートし、玖珂~周東~須金~熊毛~光~笠戸島~室積~平生~上関~田布施~柳井間の、26か所のポイントをめぐり、クイズの正解率を競いました。
 かなりの時間がかかり、指定箇所すべて回ることはできなかったのですが、地域の史跡や言い伝えを発見し、ワクワクしながら魅力ある地域を知ることができました。

 このイベントは、少しずつ地域に浸透してきており、参加者も増えているそうです。今後も、楽しみながら地域を学び、地域の良さを発信し続けるイベントとして継続されることを期待しています。

NPO法人地域美学研究所の「棚田かふぇ you家(ゆーや)」を訪問しました!

 3月7日、長門市油谷後畑の棚田景観地区に設置された、中山間地域交流スペース「棚田かふぇ you家(ゆーや)」を訪問しました。
 空き民家を素敵なカフェに蘇らせたのは、NPO法人地域美学研究所で、平成24年度から棚田保全活動を進めるため、下関市立大学や地元の営農組合、食育グループらと連携しながら「棚田かふぇ」設置に取り組んでおられます。
 平成25年度、納屋の修理と改装を行い、平成26年5月に「棚田かふぇ You家(ゆーや)」をオープン。その後、順調にカフェを運営されてきました。
 平成26年度は、ピザ窯の製作、地元の農作物を活用した食品づくり、農産物の直売所の設置を新たに行われ、テレビや雑誌に掲載されたこともあってか、オープン日の週末には大勢のお客さんが来られるそうです。

yuya お昼の賑わいがやっとひと段落した土曜日の午後3時頃訪問しましたが、「テレビを観て…」というお客さんが見えたり、地域の人からピザの注文があったりと大変忙しそうでした。
 昨年訪れた時には、丁度、大学生と地域住民が一緒になって納屋の改装をされていましたが、今では、廃材や閉店したお店から無償で譲り受けたソファやテーブル、イス等が素敵にリメイクされており、心地よい「交流の場」となっていました。
 会では、今後、地域の人も交えた協力体制を組織化し、施設の整備だけでなく、カフェの運営についても当団体と地域住民、大学生が協働しながらともに行っていきたいとのこと。また、お客さんを中心に 「you家倶楽部」というサポーター制度を作り、少しずつ協力の輪を広げる努力をしていくとのことです。
 棚田の景観保全と地域活性化のため、これからも若い力を結集し、活動されることを期待しています。

 

「下関文化らくーざ」に訪問しました!

 3月7日、シーモール下関で開催された「下関文化らくーざ」を訪問しました。
 主催の「下関らくーざ実行委員会」は、地域文化への市民の意識向上を図ることを目的に、年1回このイベントを開催されており、今年で5回目となります。

 文芸、美術、歴史、音楽、映画など様々な分野で活躍している下関ゆかりの著名人を講師として、広く市民へ講座、シンポジウム、座談会等の多様な形式でその知識や技能を提供。下関の文化を地域住民のみならず全国に情報発信されています。

raku-za この日は、20の講座が開催されていました。直木賞作家の古川薫氏や芥川賞作家の田中慎弥氏による文学講演、作曲家の和田薫氏のトーク、テレビ局アナウンサーによる女子力アップ講座等、多彩な講師による楽しく、ためになる、そして地域の文化をもっと学んでみたくなる講座となっていました。
 この日の参加者は約1500人。今後もこの講座をとおして、市民が地域の文化を身近なものとしてとらえ、豊かな感性や創造力を高めてもらいたいとのことです。
 下関の地域と歴史に根差した文化発信イベントを今後も継続して開催されることを期待しています。

NPOあまねの「笑顔になる子育て講座」に訪問しました!

 3月7日、周南市市民館大会議室で開催された「笑顔になる子育て講座」へ訪問しました。
 主催の「NPOあまね」は、様々な活動分野における人材の発掘と、その人材が持っているノウハウを広く提供することで新たなまちづくりにつなげていくことを目的に活動されています。
 平成26年度は子育て支援の分野で、親自身が自分と向かい、今までの子育てを振り返り、これからの子育てを考えていく機会となるように、「笑顔になる子育て」の連続講座を開催されました。

amane 訪問した日は全6回の中の最終日で、講師は鷲見雅子氏(周南市子ども家庭相談室相談員、保育士、社会福祉士)。チャイルドビジョン(こどもだけに見える世界を模擬体験できる手作りメガネ)や軍手を使って、子どもの目線や立場だとどのように見えるか、感じるかを体験しました。
 メガネを通して見える景色は低い位置で、視野の狭さに驚き、また、軍手をはめて小さいシールをはがし、別の紙の指定された位置へ貼る体験では、器用にやりたいことができないもどかしさを感じました。
 子どもは大人を小さくしただけではなく、「できないこと」があるということや、できないときの気持ちを考えたり、どうしたらうれしく思うか、安心するかを考えることができました。

 子どもの視点に立った「子育て」について考えさせられる講座でしたが、、参加者が少なく残念です。今後も市民のニーズに沿いながら、まちづくりに資する人材育成を行われることを期待しています。

若潮の会の「元気な島づくりイベント」に参加しました!

 3月1日、周南市大津島の大津公民館で開催された「元気な島づくり事業」の一環である「島伝統料理講習会」へ訪問しました。
 主催の「若潮の会」は、大津島の島民及び出身者で構成されており、島の伝統文化を伝授伝承し、島の魅力再発見につなげる目的で平成25年8月に設立されました。
 大津島の人口は現在346人で、高齢化率は72.5%。今後、島の生活機能を維持していくためにも、島外からできることを行い、島を活性化したいという島出身者の強い思いから立ち上がった会です。
 年間を通して、スポーツ大会や季節のお祭り等を行い、島内外の人的交流を進めるとともに、島の伝統文化を継承するためのイベント等も企画しておられ、今回は島に伝わる伝統料理の講習会が開催されました。

wakashio この日は、島の各家庭で昔から作られてきた蒸しまんじゅうづくりと、こみそ(もろみ味噌にしょうが等を加えたもの)やしし汁(猪肉とネギの味噌汁)を使った昼食づくりが行われました。
 昔ながらの工夫された料理づくりに、男女を問わず、エプロン、手ぬぐい姿で意欲的に励まれており、参加者同士和気あいあいと調理されていたのが印象的でした。

 大津島では、以前、海辺から山頂まであった段々畑や田の多くが今では耕作放棄されています。人口減少や高齢化が深刻であり、当会の活動が島の元気を取り戻す一助となることを期待しています。

ヒューマンセルフケア岩国の「発達年齢に合わせたプログラム開発」検討会に訪問しました!

 2月28日、岩国市灘供用会館で開催された「発達年齢に合わせた自己肯定感を高めるためのプログラム」検討会へ訪問しました。
 主催の「ヒューマンセルフケア岩国」は、自分を受け入れ認める力(自己受容力)の大切さを多くの人に知ってもらうため、講演会の開催や発達年齢に合わせたプログラムの作成に取り組まれています。
 既に作成されている小学生向けのプログラムをベースとして、今回、就学前の子ども向け用に作成されます。

hyu-man この日は、ワークショップのプログラムの作成で、内容や流れに沿って、気づきや言葉の言い回し等の意見を出し合い、子ども達を飽きさせないよう、紙芝居や体を動かすことを取り入れる等の工夫をされていました。
 20分程度の構成で、小さな子ども達に「自分を守る」とはどういうことかを考えさせなければならず、ある意味、大人向けのものより難しいようです。
 プログラムが完成したら、まずは市内の幼稚園や保育園に出向き、「自分を守る力」「自分を受け入れ認める力」をテーマとしたワークショップを提供されていくとのこと。
 誰もがのびのびと自分らしく社会参画できるように、これからも自己受容感を高めていくための活動を継続されることを期待しています。