紙人形劇団ネリノの「高齢者施設への慰問活動」に訪問しました

団 体 名 紙人形劇団ネリノ (宇部市)
プログラム 地域課題解決支援プログラム/子ども・子育てサポート助成金
事 業 名 絵本の心を伝える紙人形劇の制作・公演活動とふれあい活動の充実
日時/場所 平成29年12月9日/高齢者向け住宅「笑晴庵」
訪問の様子

 当会は、子どもから大人まで、多くの人に「絵本の心を伝えること」を目的に、絵本を題材とした劇団独自の大型紙人形を製作し、年に一度の定期公演のほか、児童養護施設や中山間地域の小学校で訪問公演活動をされています。
 今年度は既に、山口金管アンサンブルとの合同公演、宇部市立図書館まつりや児童養護施設での公演を行われており、今回は防府市のサービス付高齢者向け住宅「笑晴庵」でのふれあい公演をされ、入居者ら約15人が観賞されました。

 この日の演目は「チロップのきつね」。このお話しは幸せに暮らしていた四匹のキツネ家族が、心無い人間の身勝手な猟で殺されていしまい、寄り添って亡くなった母と子どものところに花が咲く、というせつなくて悲しいストーリーです。
 その上、当会にとって、高齢者対象の公演は初めての試み。悲しいストーリーを題材にされているので、高齢の方がどのような反応をされるのかとても心配でしたが、劇の終了後には、舞台越しに「かわいいねえ、よしよし」と子ギツネをなでたり、「また来て」と団員と握手されている方もおられ、みなさん絵本の世界に引き込まれ、満足されていたようでした。
 また、今回の施設の会場は天井が低く、紙人形の動きや舞台設営が制約されてしまうというハプニングもありましたが、急遽、会員がダンボールを持ち寄り、即席で舞台を設営。事なきをえました。これまでいろいろな場所で公演されてきた経験は、演技だけでなく設営にも活かされているようです。

 会では今後も、定期的な公演活動に加えて、このような小さな形の慰問公演も行っていきたいとのこと。小さなお子さんから高齢者までがワクワクしながら楽しめる素敵な劇を、これからも提供されていくことを期待しています。