小糠踊保存会の「えびす祭での踊り披露」に訪問しました

団 体 名 小糠踊保存会 (岩国市)
プログラム 地域課題解決支援プログラム/文化による地域づくり助成金
事 業 名 小糠踊りで城下町風情を演出する事業
日時/場所 平成29年11月23日/岩国市岩国1丁目 錦帯橋観光案内所付近
訪問の様子

 当会は、400年前から受け継がれている「小糠踊り」を後世に伝承する活動を行っています。
 小糠踊りは、岩国藩初代藩主・吉川広家公が、お盆の先祖供養にという名目で、町屋や農家の人々が楽しめるようにと奨励したことに始まる「盆踊り」です。400年に渡り、市民に愛され、受け継がれてきました。
 今回、城下町の一角、かつてのかつての商店街を交通規制した会場で開催された「えびす祭」で、助成対象の新しい衣装(浴衣と笠)による初の踊りを披露されました。

 踊りの開始前に、保存会会長から踊りの由来等の紹介があり、その後通りで、保存会のメンバー、次に子ども、最後に観客も入っての3パターンの踊りが行われました。踊り手は10人、太鼓4人、三味線2人、その周りを観客が取り囲み、通りは一気ににぎやかになりました。
 通りでの踊りが終わった後、近くの観光交流所「松がね」(半年前オープンした旧醤油屋建物、市直営・来年度指定管理)の舞台で、扇子踊りと基本の踊りが披露されました。
 踊りには多くのパターンがあり、それぞれを覚えていかなくてはいけないのは大変とのことでしたが、みなさんが三味線や太鼓に合わせて楽しそうに活き活きと踊っておられたのがとても印象的でした。
 また、新しい浴衣には、錦帯橋をモチーフに、桜の花びらと「こぬか」の文字がデザインされおり、今後も大切に使用していきたいとのことでした。

 保存会では、メンバーを交代しながら、地元の岩国小学校でも踊りを教えておられるそうです。
 これからも、郷土の文化を守り、育てる伝承活動として、また、街並みの賑わいを取戻し、地域に元気を呼び込む地域資源として、楽しみながら活動されていくことを期待しています。